春に起こる体の症状 その1

はじめまして。漢方薬舗安穏のトウイです。

初めてブログを書きますが、こちらのブログでは、日々の治療の中で上手くいった症例、うまくいかなかった症例などを、『院長のつぶやき』として綴っていきたいと思います。どうぞ、温かい目でお読みいただければと思います。

専門家の方が見られたら「それは違う」と思われるかもしれませんし、流派により様々な意見があるとは思います。

私が現在行っている治療は、日々様々な勉強会に参加する中で、漢方の指導医 または 有名な薬剤師が発表された内容を参考にし、患者さんのお身体の証に合わせた漢方を使っています。基本は古方派中心ですが、効果がいまいちな場合は、後世方他を使い治療に当たっています。どうぞよろしくお願いします。

3月

最近はだんだん暖かくなり、20度を超える日もでてきました。半袖でいる日もちらほら。このような時に、私たちの体はどの様になっていくのでしょうか? 東洋医学の概念を簡単な言葉で織り交ぜてお話ししていきたいと思います。

『春は発生の時期』といいまして、暖かくなり草木や花の芽が出てくる時期。暖かくなると、休日に散歩、ピクニック、ツーリング、ぶらぶらショッピング または 登山へおでかけされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。1時間ほど歩くと、汗が出やすくなります。

東洋医学では体のエネルギーの事を『陽気』といいます。体内の『陽気』は、一定であればいいのですが、体内の『陽気』の多さや少なさにより、体は様々な変化を起こします。『陽気』が多いと汗が出る、少ないと体が冷えるといった感じです。

元気な時は変化はあまりないのですが、ストレスの貯めすぎ(本人はストレスと思ってない事も?)、寝不足、暴飲暴食、飲みすぎ食べ過ぎ、働き過ぎ、寝すぎなどの不摂生が続くと、悪い意味での変化が起こってきます。

簡単に言うと、精神的・肉体的に元気がない状態の時に、上記の症状により体に負担がかかり、様々な症状が出てきます。最近の人々は忙しさに慣れ、ストレスをストレスとも思わなくなっている事が多いように思います。

それでは前置きが長くなりましたが、” 最近患者様が訴えておられる症状 ” に効果的な漢方を紹介していきたいと思います!!

花粉 咳 鼻水 

鼻水

花粉や、黄砂が飛び始めるこの時期、「鼻水でティシュが手放せない💦」というお話を患者さんお聞きします。ここで使うのが一般的には『小青竜湯』という鼻水を抑える薬です。『小青竜湯』には(麻黄 芍薬 乾姜 甘草 桂枝 細辛 五味子 半夏)の生薬が入っており、どちらかというと体力があり胃腸が強い方にお勧めの漢方薬です。小青竜湯はお湯で飲んでいただきます。

良い点

飲むと体が温まり、麻黄で交感神経にスイッチを入れ発汗させ、血管を引き締めて鼻水を止めてくれます。鼻水が止まらない方は、「魔法みたいに感じる」という方もおられ、良い漢方です。気道も緊張し、息がしやすくなり咳もぴたりと止まりる方が多いです。鼻水がスーっと落ちてくるような方にお勧め。

悪い点

人によっては使いにくい薬でもあります。どういうことかといいますと、麻黄が体に合わない方もおられ、私なんかは胃が弱いので、数日飲むと胃が重たくなり「なんか胃が、、、」と、いった具合に食欲が減ります。そんな方は、普段からコーヒーを飲んでも胃の調子が悪くなる人が多いんです。

また口が乾いたり、ドライアイになったりですね。発汗させ緊張状態になり鼻水を止める代わりに、違うところも緊張させて副作用が出てくるのです。人によるので副作用が出ない方ももちろんいます。胃腸が丈夫だといいですね。

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